2012年7月26日木曜日

ひとことで言うと

ご報告が大変遅くなってしましましたが、先月の議会で災害ボランティアで集めた瓦礫の持ち帰りについて質問しました。

津波にのみ込まれ何もなくなった広いもと住宅地の真ん中に、1町歩を超えるのではないかという分別された本当に大きな瓦礫の山がありました。この山は前回見た時とあまり大きさが変わらない、本当に本当に大きな山でした。私たちが集めたごみは海辺に置いたまま、その山を横目に帰ってきました。後ろめたさを感じました。あのごみや瓦礫はまたこの山に集められるのでしょう。せめて私たちが拾い集めたあのごみや木くずや瓦礫を土浦に持ち帰れたらもっと地元の人のお役に立てたのではないかと思いました。一緒に活動した人たちにその話をしたところ、皆さん自分たちもそう思っていたということでした。

土浦市議会では早々に瓦礫の受け入れを表明し、1日2トンという数量も示されました。
土浦市社会福祉協議会では、本年度は6回のボランティア活動を計画しているとのことです。土浦市民のボランティアの方々が集めたごみや瓦礫を持ち帰ることを早急にご検討いただきたいのですが、という質問内容です。


【答弁の抜粋】
震災廃棄物は地元の市町村だけでは、運搬処分能力に限界があるということで、現在、国が広域処理において迅速な処分を行うよう手続を進めている。土浦市も可能な限り受け入れていこうということで、県とともに準備を進めている。現地のボランティア活動が収集した災害廃棄物は一般廃棄物になり、廃掃法、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の第6条の2で、区域内における一般廃棄物を生活環境上の保全上支障が生じないよう、区域内で収集運搬処分をしなければならないという規定がある。今後、広域処理の観点からそういった正式な手続を経て処分されること。土浦市としては確かな手続に則って積極的に処分する。

ひとことで言うと
法律の壁があるので正式な手続きがないと出来ない、ということです。

どういうことかというと
地域で出た廃棄物は地域で処理する、ということが法律で定められています。基本的に引き受けることは出来ない。
県を通じて受け入れの要請があって、受け入れの手続きが可能ということなのです。




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